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ワナ猟の秘訣2016-3-10(「で~ちゃん 」さんからの秘訣の紹介 追加) [有害鳥獣駆除]

私が初めてイノシシ用の括りワナを三箇所仕掛けましたが、イノシシが取れるまでに2年掛かりました。ワナを始める方が、少しでも早く・多く獲れるように、色々な方から教えていただいたノウハウをまとめました。複数の方から教えていただいたので相反する秘訣もありますが、イノシシも単純でなく個性があるということでしょう。賢いイノシシにはいろいろな方法を試してください。下線部分が今回追加したものです。人間の知恵は、イノシシよりあると信じたい!

くくりワナは、色々とコツや注意することがあります。当然安全第一で、バネのはじける方向に顔を出さないようにしましょう。また、イノシシを捕獲するには、通常はワナ免許と狩猟免許又は捕獲指示書が必要です。(農林業者は、免許なしで、自分の畑の中に囲いワナを設置して、狩猟期間にイノシシを獲ることが出来ます)

上手な人は、仕掛けて数日で、獲ってしまいます。

もっと良い方法や、注意点があったら教えて下さい、一緒に研究しましょう。

1.イノシシの通り道を調べ、よく通っているスレを探す。(イノシシの足跡の大きさや歩幅も細かく観察し、イノシシの大きさを推測する。)山を調べて歩くとき、なるだけ獣道は通らないようにする。(人が歩くと獣道を使わなくなるイノシシが居ます。気にしないイノシシも居ますが…。)

2.作業中は人間の臭いを残さないため、ゴム手袋を使用し、汗を落とさないようにタオルで鉢巻をする。夏でも長袖長ズボン足回りはスパイク付の地下足袋で、先の割れて無い物。(イノシシが居る場所はマダニが多い。先が分かれているとツタに足を取られやすい)

3.当日は、整髪料や、コロンをつけない。(タバコも臭いがするので吸わないようにする。)

4.穴を掘るときは、掘った土をバケツに入れて、10m以上遠く離れたところに捨てる。厚手のビニール袋を数枚持参すると何かと便利。

5.ワナを隠す土は、ワナを仕掛ける近くの表面の土を使用する。穴を掘るときの表面の土だけをバケツに取っておき、使用すると良い。

6.ワナを仕掛けたら、周辺を歩き回り、歩いて臭いを分散させ、ワナの周りだけ人間の臭いがするのを避ける。イノシシとの騙し合い。

7.穴を掘るときは、なるだけ根を切らないようにする。どうしても多少の根が切れて、周りと臭いが違ってしまうので、ワナをセットした後、ペットボトルの蓋に小さい穴を開けておき、近くの山水を汲んできてワナの上から水をまいて、臭いを沈ませて、なじませる。天気予報をチェックして、雨が降る前日にワナを仕掛けると人間の匂いや気配が消えるので良い。雨が降るとイノシシも良く出歩く。

8.イノシシの前足がワナに掛かるように、木の枝や、石を置き、ワナを踏ませるように仕掛ける。(1.で観察したイノシシの歩幅を参考にして、障害物をまたいだらちょうどワナの穴に来るような位置にセットする)後ろ足にワナが掛かると、足が千切れやすかったり、ワイヤーが切れやすい。獣道を使っているイノシシの大きさを考慮し、枝や石の配置が重要になる。

9.ワイヤーを繋ぐ木は、多少曲がるぐらいの木を選ぶと、ワイヤーや足が千切れ難い。とは言っても細すぎると、木が千切れてしまう。ワイヤーの途中に弾力の有るバネやロープを使っても良い。(ワイヤーにゆとりがあったら、根本から1m位上に止めるとワイヤーが切れにくい。)

10.イノシシが掛かったら遠くから分かるように、目印やセンサーをつける。目立つ布をつけた竹ざおをワイヤーの範囲内に立てて、イノシシが暴れたら倒れるようにする。ワイヤーに水糸をくくりつけ枝を通して離れたところにペットボトルに水を入れて吊り下げておく。(ワナに近づいてイノシシが暴れてワイヤーが切れる事故を防ぐためと、ワナの近くに人間の臭いを残さないため。)見回りが楽になるが、時々はワナを調べておかないと、空ハジキしたままではイノシシが掛からない。

11.ワナを見回るときは、同じルートを通らない様に、毎回違った道を通ったり、ワナを掛けた場所の周りを歩き回り、臭いを分散させる。(獣道は絶対に通らないようにする。)

12.ワナを気付かせないように、あちらこちらをスコップで掘り返し、軽く埋め戻して、イノシシに穴に対しての警戒感をなくさせる。(ダミーの穴を沢山掘っておく)少し離れたところには、ワイヤーをむき出しに置いて、ワイヤーへの警戒心を解く。

13.ワナを掛けたスレ以外のイノシシの通り道に、人間の臭いや痕跡をわざと残し、警戒させ、他の道を通り難くする。

14.ワナを掛ける場所は、道路より上に掛ける。イノシシを運ぶときに、上に引き上げるのは大変な労力が必要となる。(引き上げる必要がある場合は、小型のチェンブロックなどを用意しておく)道路から遠い場所にワナを掛ける場合は、少しでも早く運べるように、手押し車・ソリ・トタン板で包むなどを用意しておくと良い。

15.発情期に雌のイノシシを解体した場合、雌イノシシの尿をペットボトルに入れて運び、ワナの近くに撒くと、雄のイノシシが掛かりやすくなる。(飲み水と間違って飲んだことがあるので、同じ失敗はしないでください。)

16.ワナの輪の大きさは、小さいほどくくる時間が短くなり、空はじきが少なくなり、捕獲率が上がる。

17.ワイヤーの締め金具(くくり金具)の前に丸いリング(オーエスピー商会の部品リング1)をはめると、締め上げる抵抗が少なくなり捕獲率が上がる。下の写真のように、リングをセットします。

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18.ワイヤーに天然由来のグリス状の油を塗ると、ワイヤーのすべりがよくなり、捕獲率が上がる。(蜂蜜・蜜蝋・ロウなど)

19.ワイヤーの油の臭いが強い場合は、木の実や葉を入れた鍋で、煮てから使う。(ワイヤーの臭いは、人により考え方がかなり違います)

20.臭いを抜くため、使用する前に土に埋めると良い。

21.イノシシは揮発性の油の臭いは嫌いでないので、ワイヤーの臭いは気にしなくて良い。

22.ワイヤーの臭いを消すには、ワナを仕掛けた周辺に少量の灯油をまいておくとよい。

23.穴を覆う場合の棒は、割り箸がよい。反対の意見もあります。割り箸はぬれると弾力が出るので、シュロの葉の枯れた茎部分が、パキット折れるので良い。穴をふさいだ箇所は、弾力がないほうがよいようです。ガラスの板にガラス切りで切れ目を入れたものを使う人もいますが、イノシシが掛かるとガラスの破片が山に残り、人や猟犬の足を痛めるので使用しないほうが良い。

24.穴を覆う部分にブリキに切れ目を入れたもので覆い、ワイヤーをその上にセットし、土をかぶせておくと、ブリキ板がイノシシの足にまとわりつき、掛がよくなる。イノシシ駆除レポートを参考

25.イノシシの足がワナを踏み込んでからバネがはじけるように、引き金を引く紐には、3~4㎝遊びを作っておく。

26.自然薯を掘り出すスコップが、ワナ用の穴を掘るのに便利です。深い穴も楽にほれます。石があると、反対が尖っているので、石があっても割ったり出来ます。欠点は重いことです。ダミーの穴を掘るときも、短時間でほれます。イノシシと出会っても槍代わりになりそうです。(山芋掘りとも云う山間部のDIYホームセンターで4.000~5.000円程度丸型が良い)

27.捕獲したイノシシを引き出すとき、1メートルぐらいのくくりワナのワイヤーを作り、10ミリ以上の太さの5メートルぐらいのロープをつけたものでイノシシの口に輪を引っ掛けて、イノシシを引き出すと良い。力が入らないときは、ロープの途中にコブを作ったり30センチぐらいの樹の枝を結びつけると、重いイノシシも引き出しやすい。複数人でイノシシを引き出すときは、後ろ足にもロープをつけて、方向を修正すると良い。溝に落ちそうになったり、樹に引っかかっても、乗り越えやすい。(ロープの代わりに自動車のシートベルトが、コンパクトになり肩に掛けて引っ張っても痛くない)

28.箱ワナの餌は、米ぬか・芋・ミカンなどを使うが、ぶどうパンもイノシシが好む。箱ワナの上にコンパネなどをおいておくと、カラスが餌を見つけにくく、雨が降っても餌が濡れない。(稲作をしない地域は、米ぬかは好まれない。スイカも時期により効果があるが腐りやすい。販売できないメロン・桃などは効果が大きい。柿も良いが、熟れていない青柿でも効果がある。)

29.くくりワナにイノシシが掛かると、暴れて4~5ミリのワイヤーも、キンクさせて切ってしまいます。ヨリモドキ部分が樹などに巻きつくと、キンクしやすく切れやすい。近づく前に遠くからワイヤーの状態と掛かった位置を見て、危険な場合は銃で処理をする。(双眼鏡の倍率は8倍以下。対物レンズは35ミリ以上、防水が好ましいが重くて高い)近づくときは坂になっていたら高い方から近づく。ワイヤーが切れてもイノシシが突進してくる速度が少しでも遅くなる。(ワイヤーが何時切れても良いように、銃には弾を込め、安全装置をはずし、銃が撃てるように、見物人を後ろに待機させる。銃が無い人や後ろの人は、槍や棒を持たせておくか、トラックの荷台に上がって観てもらう。)銃がない場合は、手間が掛かってもイノシシの口にワイヤーを噛ませて動きを止めたほうが良い。銃が使えない場所は、前もってワイヤーにアースを取っておき、電気ショックで止めさしする場合もある。

30.駆除でワナを仕掛けるときは、蚊が多いので腰に蚊取り線香をつけて、顔には防虫網をかぶる。防虫網の色は黒が良い。緑やグレイの網は木陰での作業をするとき視界が悪くなる。ひざ当てを付けておくと、楽だしズボンが破れにくい。

31.装備品。イノシシが生息する山に入るときは、必ず20センチ以上のナイフ・又は剣鉈を持参すること。護身用・イノシシの血抜き・道を切り開くために使用する。※必ず良く切れるようにいつも研いでおくこと。出来れば、剪定バサミ(岡恒ユニーク200ミリ)と折りたたみ鋸(岡恒ブランカ-ストッパー付き)を2段式革サックに入れ剪定バサミにはワイヤー入りカールコードを付け腰に下げる・ラジオペンチなどもあるとワナには便利。ワイヤーカッター・防虫スプレイ・布ガムテープ・ビニールシート

32.最近の装備品、GPSは必需品になりつつあり。コンパス・地図を内蔵し、自分が歩いた道筋が残るものが良い。携帯電話と無線機、出来れば防水のものが良い。ワナを仕掛けた場所をGPSに保存しておくと、他の人に処理を頼む場合場所がすぐにわかる。フルノの合法GPSが発売になっています。

33.夏に山に入る場合は、飲み水はスポーツドリンクを少し薄めたものを凍らせて持参する。1~3本熱中症になる前に、再々水を呑み、体温が上がってきたら凍ったペットボトルをお腹に入れると、体温がすばやく下がる。冷えすぎたら背中に入れる。ペットボトルは満杯にせず、ペットボトルを少しへこませてフタをすると凍らせても破裂しにくい。

34.イノシシが掛かったワイヤーは曲がって使い物にならないので、ワイヤーカッターで切ったほうが、作業がはかどる。

35.トレイルカメラ(35.700円)を、セットすると夜間や昼間のイノシシなどの姿を写すことが出来るし、ワナや掛かったイノシシの盗難を検挙できる。カメラは発見し難いように、カモフラージュする。

36.イノシシは止めさししたら、血抜きを直ちに行い、後ろ足を屈伸させると足の血が抜けやすい。続いてなるだけ早く内臓を取り出し(腹抜き)、冷水や氷水で冷やす。水道水より井戸水が、夏場は水温が低い。2度ぐらいの冷蔵庫で1週間ぐらい頭を下にして吊るしておくと、肉が熟成して柔らかく美味しくなる。

37.イノシシ肉を薄く切るには、一旦冷凍して、半解凍状態でスライサーを使うと薄く切れて、食べやすい。スライサーは安いものもあるが連続稼働時間が長くないと休ませながら使うようになり、効率が悪い。刃もチルド用のノコギリ刃があると便利。肉を保存するにはジッパー付のナイロン袋を使用し、獲れた日付、肉の部位を書いておくと良い。真空パックがあると便利。スライスした肉はなるべく、真空パックしておく。

38.イノシシがワナの近くに来たら少し後ろから音が出るような仕掛けをして、イノシシを驚かせ、前に進むときワナに対る警戒心を取るようにすると、悪賢いイノシシも獲れやすい。 (イノシシと知恵比べ)より。「防犯警報ブザーを使ってくくり罠」も悪賢いイノシシには有効でしょう。

39.イノシシがワナに掛かったり、弾けたりしたら、ペットボトルを吊るして置いたり、竹竿に旗を付けたり、無線機を取り付けておくと、見回りする時、遠くから分かり、ワナに近づく回数が減り、人間の匂いを残さず、安全になる。(ワイヤレスなんかい様で合法無線機を取り扱っています)

40.イノシシをさばくとき、皮をむかずに、毛を取って皮ごと肉を取る地域もある。オーエスピー商会の新しいHPにイノシシの解体の仕方がアップされています。

41.スランプ 最初はワナでイノシシが中々獲れませんが、しばらくすると面白いようにイノシシが獲れるようになります。しかし、ある日パッタリ獲れなくなることがあります。スランプに陥ったのです。こんな時は初心に帰って、山を歩いてイノシシの足跡や、エサを取ったあと、ヌタ場などをシッカリ観察しましょう。①ワナを仕掛けた時に臭いや人間の痕跡を残していないか。②獣道がグループによって変わるので、頻繁に通っているか、横にもっと良く使われている獣道はないか。③仕掛けの重さが軽すぎないか。踏み込み式のワナで、空ハジキするのは、動作までの遊びが少なくなっていたり、動作する重さが軽すぎる場合が多いです。20㎏以下の重さで動作するようでは、敏感なイノシシはすぐに足をあげてしまい、ワナに掛かりません。④基本的に、イノシシが居ないと獲れないので、農家の方などの話を聞いてイノシシの動向を調べることも重要です。⑤複数のワナを使用していたら、最初にマスターしたワナを使ってみる。⑥相手にしているイノシシが、ワナに慣れて、警戒心が強く、賢い場合は、こちらも頭を使って、相手の上をいかなくてはなりません。⑦斜面にワナを掛ける場合は、登りを狙うのか、下りを狙うのかで、ワナの方向や角度を変える。https://www.youtube.com/watch?v=JcAu44LcYQ8

42.「ワイヤレスなんかい」さんでは、穴を掘らなくても置くだけで、設置できるワナがあります。「穴を掘らないくくり罠 シシバサミ NP-10[NP-10]8.900円

43.高知県では、バネを使わない安全なワナがありますが、12.000円~13.000円です。イノシシ猟はバネ以外に色々な危険がありますので、近くの先輩に教えを乞うのが、早道で安全です。「いのしか御用」(24で紹介した、トタン板に切れ目を入れて捕獲率を上げる方法の応用・発展版ですね。)

44.イノシシを美味しく食べる秘訣は、血抜きが大切です。色々と高価なナイフもありますが、108円ショップのカッターナイフでも、見事に血抜きが出来ます。心臓を刺しぬく方法もありますが、心臓が多少動いている方がきれいに血が抜けます。動画がこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=qB2RFADBcEo カッターナイフを持ち運ぶには、ケース付が便利です。(数百円程度、※ご注意、常時車に積んでいるとカッターナイフでも検挙される場合があります。)

45.銃猟が禁止されている地区で、くくりワナでイノシシを捕獲しても、前もって申請しておけば、銃での止めさしが、許可されます。(イノシシがワナに掛かった時点で、狩猟は終了しているので、止めさしの方法は、自由です。とはいっても、出来るだけ苦しませないように素早く命を絶つ方法が推奨されています。くくりワナの止めさしで何人もの方が負傷や死亡されているので、事前に許可を取っておきましょう。)

46.一番安く、ワナを作るには…。絶対必要なもの①4ミリ以上のワイヤー 購入②より戻し 購入③ストッパー 釘で代用購入④ワナの輪の直径が12センチ以内。以上の決まりがありますが、熊の生息しない地域では、輪の規制が緩和されています。

  ①のワイヤーは、1mが100円。ワナを作るには約5m必要  500円

  ②より戻し 1個108円

  ③ストッパー 1個80円 釘で代用すると1個2円

  ④ワイヤーのほつれ止めに針金を使用。108円ショップ 

  ⑤バネの代用 押しバネは代用がないが、引きバネの代わりに、自転車のチューブ ネジリバネの代用竹を弓のよう  に使用、又は自然の木の枝の弾力を使用する。

手間と時間はかかりますが、合法的なワナ1本が1.000円以内で作れます。高価な既製品のワナは簡単ですが、手作りのワナで獲物を獲ると、達成感が数倍増します。

47.バネを使わないくくりワナに、胴ククリワナがあります。熊対策で、輪の直径12センチの規制が緩和された地域しか出来ませんが、20~30㎝の輪っかを、獣道に仕掛けておくだけです。安く出来ますが、頻繁にワナを観察して、イノシシの大きさを推定し、輪っかをくぐらせる技術が必要です。私はまだ2頭しか捕獲したことが有りません。見回りをこまめにしないと、掛かったらすぐに死にます。

48.止めさしについて。(止めさしの資料)を参考にしてください。 出来るだけ苦しまさないで、短時間で命を絶つことが推奨されています。

 〇私は、箱ワナの場合は、ホンダ小型ポータプル発電機(300W)で交流100Vを取り出し、箱ワナにアースをとり、1~2mの棒の先に針を付けて、イノシシの首周辺に電極を刺しています。刺した途端にイノシシは硬直するので、イノシシが扉や壁に頭が近づいた時に電極を刺します。電気止めさしが出来ない場合は、槍でノド又は胸を突きます。慣れないと急所が刺せないので、箱ワナに棒を数本差し込んで移動させ、イノシシの動きを封じて急所を刺します。鼻をくくって固定する場合もありますが、棒で固定する方が、イノシシの動きは少なく処理しやすいです。

〇くくりワナの場合は、危険なので銃の止めさしをお勧めします。

   銃が使えない場合は

    ①ボウガンを使う方法もあります。(ボウガンを狩猟につかう場合は違法になりますが、止めさしは可能?違法だという報告もありますが、正確には、最高裁判所の判例待ちですね。)

    ②電気止めさし。 棒の先に電極を2本付け、首や胸を刺したり、口にくわえさせる方法と、ワイヤーにアース側を  引っ掛けて1本の電極で刺す方法。地面に水をまき、アース棒をさしたり、50㎝角の金網を敷いて、アースを取る場合もあります。銃が使えない場合は、前もってワイヤーにアースを取っておくと処理がスムーズに出来ます。

    ④イノシシの鼻や足やワイヤーにロープを掛けて固定し、槍で止めさしをします。この場合は、ワイヤーが切れることを想定して、逃げて登れる樹を見つけておく。固定するロープの端を樹にククリ固定しておく。まっすぐ引っ張らずに、1本樹を支点にして引っ張る。など安全策を考えておく。最悪の場合、銃を用意して、人命が危険にさらされた場合は、規則よりも人命を尊重すべき超法規的措置も必要ではないでしょうか?

****くくりワナの止めさしは、それぐらい危険なことを理解してください。私も噛まれたことが有りますし、20年以上のベテランも噛まれたことが有ります。せめて護身用に20㎝ぐらいのナイフを、何時でも使えるように携帯してください。ナイフのストッパーは、はずしておいてください。とっさの場合にナイフが抜けない場合があります。****

49.アライグマとヌートリアを捕獲した場合は、法令で、放すことを禁じられているので、殺処分しないといけない。

50.箱ワナを設置する場所を決める場合、前もってエサを置いて、イノシシが食べるかどうか調べる。置いたエサを食べない場所はワナを設置しても、なかなか獲れない。くくりワナを設置する場合、応用でもエサを置いて食べるかどうかしらべ、エサを良く食べる獣道は、くくりワナを設置しても良く獲れる。くくりワナの少し過ぎたところにエサを置くと、ワナが気付かれにくい。

51.箱ワナにイノシシが入らず、周りのエサだけを食べられる場合は、箱ワナの近くにくくりワナを仕掛けると良い。くくりワナを仕掛ける場所は、箱ワナの角の近くが良い。

52.香川県が初心者に分かり易い「イノシシ捕獲プログラム」をインターネットで公表しています。写真イラストで説明しているので、初心者がワナ猟を始めるには、非常に参考になると思います。

53.ヌタ場の近くにワナを掛ける時は、コールタールを流しておくと、臭いにつられて、イノシシが寄ってくる。(環境破壊にならないように注意が必要です)「罠屋のブログ」より、リンク

54.南房総の暴走親爺様よりの秘訣紹介です「OSP商会のWキックバネで踏み込みは塩ビ管に園芸用ネットを使い ブリキ板に切り込みを入れて蓋状にした処 踏み逃げが減少し 捕獲頭数が増えました 以前は素掘りで 竹の串に麻布を使っていましたが 雨で埋まったりして 踏み逃げが多く発生していました 固定ワイヤーは必ず2本使い対角線状の樹木に固定すると大物でも動きが鈍り逃亡される確率が低下します罠の前後の跨がせる枝は直径1センチ程度のもので動かないように番線をU型にしたもので地面に固定すると移動を防げます簡単な罠でも捕獲出来るようですが自分で工夫し丁寧に設置した罠にヒットすると達成感が増します。」

54. 「で~ちゃん 」さんからの秘訣の紹介です。OSP商会のしまるくんをメインに使っています。今期は踏んでも簡単に落ちないように、外パイプに穴を開けて、V字型に0・2ミリの針金を入れて、尚且つ内パイプと外パイプに穴を開けて、爪楊枝で2ヶ所固定し、がたつきが出ないようにしました。それで空振りが無くなりました。いのしか御用は良いですが、猪が獲れたら掘り返しで埋まって回収出来なくなった事があります。ちょっとたわむような違和感もありますし、改善の余地があると思います。

追加(布ガムテープの使い方。1m位に切り。小さく巻き、端を折り返しておくとかさばらず携帯するのに便利。雨降りの日に作り置きする。小さな傷は傷テープで良いが大きい傷の場合、ガムテープを使用する。猟犬の大きな傷もガムテープでふさげるが、毛がつくので後が大変なので緊急用。長靴を履いて山に入る時、ガムテープでズボンとの隙間を塞いでおくと、ゴミやダニが入らない。ワナでイノシシを生け捕る時、口と目をガムテープで巻くと、大人しくなり、運ぶのが楽になる。解体場で止めさしすると血抜きや腹抜き、冷却が一度に出来て美味しい肉が採れる。大きいイノシシが獲れたとき、重くて運べない時は、内臓を抜いて(腹抜き)ビニールシートで傷口をおおいガムテープで巻くと、肉が汚れない。イノシシを棒で担ぎだすとき、ロープと担ぎ棒をガムテープで巻くと、滑らないので運びやすい。表札を樹にくくりテープで止めるとヒラヒラしないので、イノシシが警戒しない。などなど使用方法は無数にあり便利なものですが、丸いままだとかさばって不便です。最初から携帯に便利な商品を発売してほしいぐらいです。)

相反する考え方がありますが、複数の人からお話を聞いたので、ケースバイケースで活用してください。

因島のイノシシは人里近くに出没するので、人間の臭いに対する警戒感が薄いように思えます。

などなど、思いついたら追加をします。

ワナや狩猟関係のお奨めリンク

イノシシ駆除レポート(イノシシの写真やワナの設置方法が詳しく載っている。) 

有限会社オーエスピー商会(ワナや部品が比較的安い)

株式会社三生(丈夫なワナを販売しているが高価)

イノシシの解体(解体には色々な方法があり、コメントも参考になる)

中島鳥山さんの猟(漁)日記(ほぼ毎日の更新、くくりワナなどの記事が参考になります)

ハンティング・アウトドア村(ハンティングのブログが沢山紹介されています)

因島では何時でも簡単にイノシシが取れるので、あまり丁寧に捌きません。(最近、背割りして丁寧に捌く方も現れました。)犬に骨を食べさせるのでわざと骨に肉を残し、炊いて冷まし冷凍保存し、一食やるだけ解凍し犬の餌にしています。

2016/1/15更新


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コメント 18

福田

これは、とても勉強になりました。
自身が、今月末にワナの試験を受け、今猟期からワナをはじめるうえで非常に参考になりました。
ほんとうに、ありがとうございます。

by 福田 (2011-07-07 11:17) 

因島のトラ

参考になれば幸いです。
猟を始められたら、レポートを是非お送り下さい。

秘訣を追加しました。
by 因島のトラ (2011-07-23 09:04) 

福田安武

ありがとうございます。
またご連絡させて頂きます。
これからも、よろしくお願い致します。

by 福田安武 (2011-07-24 21:56) 

masterguri

ありがとうございます。勉強になります!
by masterguri (2015-05-29 06:13) 

十和

とても勉強になります。
ありがとうございます。
より多くの方に情報を届けたいと思い、ご迷惑でなければ、当ブログで こちらの記事を紹介させていただきたく存じますが、可能でしょうか?
by 十和 (2015-05-29 13:32) 

因島のトラ

全く問題ありません。
しかしこれがベストというわけではありません。
もっと、上手く猟をする方が沢山いらっしゃいますので、誤解されないようにお願いします。

by 因島のトラ (2015-05-29 23:35) 

十和

「ワナ猟の秘訣」の記事を当サイトで紹介させていただきました。
ありがとうございます。
by 十和 (2015-06-01 14:07) 

高橋

大変参考になりました。ありがとうございます。一つ質問があります。17番のくくり金具の前にリングをはめると記載されていますが、詳しく教えて頂きたいのですが。宜しくお願いします。
by 高橋 (2015-12-16 18:53) 

因島のトラ

17番のリングの使い方ですが、言葉では伝わりにくいので、写真を付けました。
by 因島のトラ (2015-12-19 17:46) 

みどみど

最近聞いた話ですが、米どころでは誘引に、ぬかを焼酎で練ってボール状にして使ってるそうです。
ぬかの発酵にヨーグルトを混ぜるところもあるとか
みかんが終わったら試してみようと思います。
by みどみど (2016-01-16 10:44) 

因島のトラ

因島までは、稲作をしていないので、ぬかの味を知らないのか、あまり寄ってきませんでした。
ぬかだけでなく、発酵させると良いそうですが、臭いが強烈なので、民家の近くでは使えないそうです。
発酵すればよいので、ヨーグルトも良いかもしれませんね。
自然界では塩分が不足がちなので、塩を少量混ぜると良いそうです。島では海が近いので、塩の効果は少ないかもしれませんが、あまり高価でないので、試して損は無いと思います。
沢ガニが好物なので、弁慶ガニなどを捕まえて、寄せエサにも良いかもしれません。イノシシが夜の海岸に行くのは、カニを食べているのだと思います。
コールタールの臭いは今回追加しましたが、ダニ除けになるとイノシシが考えているかどうかは、疑問です。灯油でも効果があるそうなので、単純に臭いだろうと思います。
油ヌキのワイヤーが販売されているのですから、油性の臭いの嫌いなイノシシも居ると思います。
定置網のように、イノシシが良く来る竹林などで、定置網風に、網を張り巡らせ、ワナを踏むような仕掛けを考えています。
効果があったら発表するつもりです。

広い場所を囲いワナで囲み、駆除期間にイノシシをおびき寄せて、捕獲し、狩猟期間に有料で撃たせる、お商売も考えています。釣り堀のように料金を取るのが合法かどうか、調べています。
人口の少ない地域で、イノシシが沢山いる地域では、観光代わりになるように思えます。
by 因島のトラ (2016-01-18 20:05) 

因島のトラ

追伸、発酵に関しては、焼酎より酒粕の方が、良いかもしれません。
私が試した範囲では、焼酎より酒粕の方が早く発酵しました。
by 因島のトラ (2016-01-18 20:09) 

南房総の暴走親爺

何度か参考にさせて頂き感謝です
小生はOSP商会のWキックバネで踏み込みは塩ビ管に園芸用ネットを使い ブリキ板に切り込みを入れて蓋状にした処 踏み逃げが
減少し 捕獲頭数が増えました 以前は素掘りで 竹の串に麻布を使っていましたが 雨で埋まったりして 踏み逃げが多く発生していました 固定ワイヤーは必ず2本使い対角線状の樹木に固定すると大物でも動きが鈍り逃亡される確率が低下します
罠の前後の跨がせる枝は直径1センチ程度のもので動かないように番線をU型にしたもので地面に固定すると移動を防げます
簡単な罠でも捕獲出来るようですが自分で工夫し丁寧に設置した罠にヒットすると達成感が増します。
1月16日に99㌔のオスを捕獲今季7頭目です。
by 南房総の暴走親爺 (2016-01-19 07:49) 

で~ちゃん

遡って拝見しました。ぼくはOSP商会のしまるくんをメインに使っていますが、前のシーズンは空振りばかりでした。今期は踏んでも簡単に落ちないように、外パイプに穴を開けて、V字型に0・2ミリの針金を入れて、尚且つ内パイプと外パイプに穴を開けて、爪楊枝で2ヶ所固定し、がたつきが出ないようにしました。それで空振りが無くなりました。いのしか御用は良いですが、猪が獲れたら掘り返しで埋まって回収出来なくなった事があります。ちょっとたわむような違和感もありますし、改善の余地があると思います。
by で~ちゃん (2016-03-08 23:04) 

因島のトラ

色々とレポート有難うございました。
しまる君を始めとして、穴を掘るタイプは、掘った穴の臭い対策が、重要ですね。あるが降る前日に仕掛けたり、水を掛けたり、灯油を掛けたり、そのほかの対策を取ると、効率が上がります。
今までで、一番確率が良かったのは、OSPさんのW式です。
しかし、欠点は、慣れないと危険なことと、ある程度穴が掘れない場所には仕掛けられないことです。熟練者はW式のバネを購入して、改造してオリジナルのワナを作っているようです。
いのしか御用は、まだ試していませんが、安全という事は、何かが犠牲になっています。
また、購入したワナを、自分が使用する場所に合わせて改良していくのが良いと思います。
入門編としては、獲れる確率は下がっても、安全が一番です。経験を積みながら、複数のワナが使えるようになると、場所と対象のイノシシに合せて、一番獲れそうなワナを選択すると良いと思います。
ワナの改良ポイントなど、これからもご指導ください。
by 因島のトラ (2016-03-09 20:19) 

南房総の暴走親爺

ospのダブルキックバネを使ってくくり罠を組んでいます。
トリガーの鉄の板状の部品に3㎜程の穴がありますが、製造年により穴が無いものや穴が小さいものが存在します。
出来れば大きめの穴にして丈夫な10センチほどの釘状の棒を差し込むと、自宅でバネを折畳安全に罠場に持ち運びできます、見回りで空弾きや不具合の調整する場合も釘を差し込み安心して作業が進みます。
以前は作業中トリガーの釘を細い銅線で固定していました、山で作業中にバネが作動し顔に直撃、血だらけの怪我を経験しています。

by 南房総の暴走親爺 (2017-02-28 05:16) 

因島のトラ

ネジリバネは危険なので、注意が必要で、私もヒヤリとしたことが何度かありますが、大事には至りませんでした。
怪我が目でなくてよかったですね。

最初に覚えた仕掛けがネジリバネなので、どうしても獲りたいと思った時には、ネジリバネ、特にダブルを使用しています。

私はネジリバネは、現場で折りたたんでセットするようにしています。
by 因島のトラ (2017-02-28 23:55) 

常盤万作

友人ですが、山の入り口でゴム長靴を履き替えています。
軽トラ運転用の靴と、罠を見廻り(仕掛け)に行く時のゴム長靴は別です。
by 常盤万作 (2017-03-06 10:22) 

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